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茨城県議会保健福祉委員会の訪問

6月28日、いつも夕方からは子どもたちが集まってくる
いつもの場所に、昼間の時間、

茨城県議会「保健福祉委員会」の皆さ んが
来塾されました。

ご挨拶の後、
当会の事業説明です。



子どもの貧困の現状、
学習支援や生活支援、
子ども食堂と居場所、
子どもたちと親たちと関わりで見えてきたこと、
そして、現状制度の問題点や何が必要か?
政策提言も。





それに対して、各議員さんより質問が。



議員の皆さんはじめ、同行された県担当者の
皆さんもメモをとりとても熱心でした。




その後施設見学でも、議員さんたちより
様々な質問があり、
最後まで皆さん熱心に調査されていました。








その夜、ネット上に議員さん数名の方々
の情報発信がありました。


○「学習支援事業、子ども食堂は、地域の大切な
 居場所になっておりました」
 設楽議員ブログより



○NGOの女性職員からは
「Aちゃんは家に帰っても両親はいつもいません」
「BさんもCさんも『どーせ…』が口癖…」と、
一人ひとりの子どもたちに寄り添っています。
「学校では4割位しか貧困は見つからない」と
自治体の信頼も得て順要保護家庭を聞いているようです。
そうした家庭へ丁寧に働きかけています。
子どもたちを思う情熱を感じました。
上野議員FBより



○「このような活動を実施している団体に
対してどんなサポートができるのか、
検討をしていきたい。」
星田議員のブログより


○「全ての子どもは、親から社会から守られて
生きる権利がある。だけどその権利を
生まれた環境によって使えない子がいる。
子どもは環境を変えることができない。
死に一番近いところにいるのは子どもたち
だと言うことをおとなたちは忘れている」
心に響く言葉でした。
高橋議員のブログより



来塾された議員の方々
・石塚仁太郎議員 ・高橋勝則議員  ・細谷典幸議員  
・常井洋治議員  ・上野高志議員  ・星田弘司議員 
・高崎進議員   ・設楽詠美子議員 ・萩原勇議員







貧困の中で育っていく、
子どもたちが、いつの日か自ら
議員さんたちに「子どもの意見表明」
できる日が来るといいな。


         by  chie








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子どもの貧困の数字

先月(6月)は、子どもの貧困の数字が、2件ニュースとなりました。
この2つのニュースから見えてくるものは、何なのでしょう。

「相対的貧困率」の出し方が、それぞれ違っています。
なので数字も違いますね。


                        
子どもの貧困、格差、
日本ワースト10位     

先進41カ国調査(ユニセフ)

国連児童基金(ユニセフ)は、6月14日、
先進41カ国における子どもの貧困や格差、
教育など10分野の状況を順位付けした報告書を公表した。
日本は質の高い教育や飢餓解消で上位に入る一方、
格差による不平等の解消は32位と
ワースト10位にとどまった。
貧困撲滅も、調査ができた37カ国中23位だった。


貧困や格差の順位は、世界所得の差などを基に算定。
両分野とも上位3位はノルウェーなど北欧諸国が独占した。


日本は、飢餓の解消が1位、健康福祉は8位、
質の高い教育は10位と上位にランクイン。

一方、子どもの貧困を社会福祉などで効果的に
緩和しているかどうかを示す貧困撲滅の指数は
18%と、調査対象国の平均37.5%を大幅に下回った。


世帯所得が中央値の6割未満の相対的な貧困状態にある
子どもは18.2%(平均21%)だった。


調査担当者は「先進国であっても、進歩がすべての子どもに
恩恵を与えていない」と指摘し、対策強化を訴えている。 


2017年6月26日 福祉新聞記事より
**********************************************************************************

子どもの貧困7人に1人
12年ぶり改善、なお高水準
  2017年6月27日  ロイター



厚生労働省が27日発表した2016国民生活基礎調査で、
「子どもの貧困率」は15年時点で13.9%(7人に1人)だった。

3年おきに調査しており、過去最悪だった前回から2.4ポイント
下がった。改善は12年ぶり。

厚労省は「雇用状況が良くなり、子育て世帯の所得の増加が
主な要因」と分析している。


 ただ、先進国の中では依然として高めの水準。

特にシングルマザーなどひとり親を取り巻く状況は厳しく、

引き続き対策が求められそうだ。


**********************************************************

「国民生活基礎調査」がどこまで現状を把握
できているのか?といわれています。
相対的とは、いろいろ難しいかもしれません。

所得が基本なので、財産や借金は反映されていないですし。


ある時、会社の倒産、離婚や病気など、
生活がままならなくなった。
まずは、
自分で何とかしようと

気軽に借りられるローンや借金を
考え行動します。

その状態がなかなか改善されなかったら、
借金は減らずに公共料金や社会保険も
未払いが続きます。

やっと、所得が安定してきたとしても、
借金はそのまま。

今、貧困の実態を明らかにするために、
従来の方法とは違う新たな指標が使われはじめて
います。

2017年3月6日 NHK子どもに広がる『見えない貧困』
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20170303/index.html

http://moaikids.hateblo.jp/entry/2017/02/12/231836




この番組では「物質的略奪」という指標を使い、
それぞれの世帯の日々の暮らしに
焦点をあてた調査が行われています。

その結果、「相対的貧困」の世帯では、
子どもが当たり前に持っているはずの
「物」「人とのつながり」「教育、経験の機会」
などがうばわれていることが浮き彫りにされました。




「機会 Opportunity」
家庭でできないのであれば、
地域でという事かもしれません。

やはり、ひろこちゃんの言う、
「ごてごて昔のスタイル。
長屋スタイルが、みらネットのやっていること」
に、なりますかぁ〜。



                 by chie

みら塾

暑くなってきましたね。

6月26日 塾の後、21時から「ボランティアミーティング」を行いました。
遅い時間にもかかわらず、9名の参加。
塾の状況、子ども達の様子、学習の進め方など。

・龍ケ崎市広報誌に生徒募集が載りました。
・総体が終わると中学3年生が増えるよね。
・◯さんは、数学を頑張っているね。
・積み重ねの数学と英語はどう進めればいいかな。
・◯さんは、学校でこんなことがありました。
・夏休みの高校見学は、◯さんは◯◯高校へ行きます。
・子ども主体の学習支援だよね。
などなど。。。

まだまだ話はつきなかったのですが、遅くなるので終わりにしました。
皆さん真剣に子ども達に向き合ってくださっています。
ボランティアの皆さんがいるので、塾が続けられます。
本当にありがとうございます。

子ども達には、ここでいろいろな人と関わり、
いろいろな考えを知って成長していってほしいなと思います。

勉強をみてくれるボランティアの方だけでなく、
市内のパン屋さんからはパンが届きます。

         

子ども達、ひとり◯個でお土産になったり、
食パンは冷凍し、後日サンドイッチになって、勉強の合間にいただきます。

大家さんからはゆでとうもろこしをいただき、子ども達に好評でした。

    

最近、小学生が2名加わりました。
「楽しいと言っています」とそれぞれの保護者からお電話をいただきました。
うれしいですね。

これから生徒が増えそうです。

by Reiko




「平成29年度版子供・若者白書」

6月13日に「平成29年度版子供・若者白書」が、閣議決定されました。

「子供・若者白書」とは、毎年政府が日本の子ども、若者の現状を明らかにし、将来の政策
を述べるために発表し国民に周知する報告書です。


今年度の白書では、
その冒頭に「特集 若者にとっての人とのつながり」
として、居場所の重要性とNPOなどの取り組み等
が示されています。

子どもの家をお掃除に行った後の
河原でのおにぎりタイム





以下抜粋です↓



3 孤立を防ぐ手立てについて

若者が成長し自立する過程では,誰もが悩みを抱えたりつまずきを
覚えたりすることがあるが,その 際に大事なのは,ひとりで問題を抱え込み
困難な状態に陥ってしまうことを防ぐことである。

そのため には,普段から,家庭の他にも自分がほっとできる
居心地の良い場所を持つとともに,何かあった時に 支え
となってくれる人との関わりを築いておくことが大切で
あると考えられる。

本特集では,若者の居場所及びつながりに着目し,
居場所と思う場所やつながる対象者,つながりの 強さと,
生活に対する充実度や自分の将来像との関係を把握すると
ともに,孤立しがちな若者の特徴な どを分析した。




現在の暮らし向きに対する認識が良くないと感じる群や
無業者については,孤立化する可能性が他の 群に比べて
高いと考えられることから,経済的支援や就労支援に加えて,
若者を孤立から守りその成長 を支援する居場所と
つながりを作り出す取組が求められる。





スタッフたちによる居場所の掃除と整理




また,現在学校に在籍しているが,周りとのつながりの強さを
あまり感じていない者についても,孤立することから守り居場所
とつながりを作り 出す取組が重要である。


これらの課題に対応するためには,行政が実施する各種の支援策だけでなく

NPO法人等民間団体による,若者に寄り添い,若者をつないでいく

きめ細かな取組によるところも大きいと考える。



            抜粋「平成29年度子供・若者白書」
      http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hakusho.html
**********************************************************************************************
若者になる以前、子どもの時から、

まずはほっと安心できて、家族や友達でなくても、

いろんな人とゆるやかにつながっていられる

そんな居場所がみんな子どもたちにあれば、

良いな〜。

と思います。
                      by  chie
 

100マス計算

6月10日(土)の「いばきら塾」での様子です。



子どもたちは、学びボランティアの方々とマンツーマンで、

それぞれ自分たちで課題を持ってきて、勉強しています。





未来の子どもネットワークが行っています、子どもの支援事業は、

○「子どもの学習支援みら塾」

○「子どもの居場所 ii場所みらサポ」

○「子どもの学習支援いばきら塾」


この三つですが、

それぞれの風景が違います。



勉強している子どもたちや、カルタやゲームをしている子どもたち、

自分より小さい子どもの面倒をみたり、髪を結ってあげたり、

おとなに訴えたり、笑ったり、話したり、食事の手伝いをしたり、

さまざまな形態があって、、そして子どもたち毎日変わります。



成長っていうのでしょうか。。そうですよね。







さてさて、話は戻ります。

ここは「いばきら塾」
   

みんな静かに勉強していて、、

学びボランティアさんとの会話もいろいろでしょうね。

大学生さんのお兄さん、お姉さんから教えてもらったり会話したり、

どこも静かにでも楽しそうな時間が過ぎていきます。







そして、最後の1時間
恒例の「100マス計算」はじまり~。

  

一人ひとりに合わせた100マス計算の紙に一斉に取り組みました。



あわてないで、正確にでもできたら速くかな?

学びボランティアさんが、心配そうに見ています。

  

ひとり、またひとりと終わったら採点してもらって、


「あ!100点、100点だよ〜満点だったよ!」

「すごい!やったね~」



Mちゃんが照れながらとってもうれしそうに
報告してくれました。

その姿を見てじーん。



それぞれの事業には、おとなの想いがあります。

それに呼応するかのように、それに合わせた

子どもたちの姿があります。
(私の視点です)


子どもたちは、さまざまですが、

側に居るおとなに緊張して、

それをずっと笑いで隠そうとする子ども、

おとな以上に気を遣っているのではないかと。


子どもの心を理解することは

なかなかにむずかしい、といつも感じます。




子どもたちは、それぞれの家庭環境の中で、

そのまま受け入れ育っていく。






Mちゃん、100マス計算で100点

ほんとう良かったね〜!

                                   by chie
























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