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生活に困難な子ども支援報告 ーin カンボジア ー

4月25日~5月5日の日程で毎年支援させてもらっています、
アンコールワットの子ども支援から、今年も無事帰国しました。

今回で8回目の支援になります。
今まで支援物資を子どもたちに手渡すのに許可は要らなかったのですが、
今年からカンボジア政府の許可が必要となりました。

その背景には、観光客が大型バスで乗り付けゴミ山の子どもたちや
住民の写真を「バーと来てバーと撮って」帰り、それをユーチューブや
SNSなどにアップされる事が最近多くなった為だそうです。
(みらネットは、カンボジア政府へ今年の1月に申請して許可を頂いてます)



毎年同じ場所で支援していると、同じ顔ぶれの子どもたちに会える事が
とても嬉しく、感じます。

カンボジアの平均年齢は24歳。
貧困の為に親から捨てられ孤児になることも多く、12人に1人が
5歳になるまでに亡くなってしまうカンボジアでの再会は、
「元気で良かった!」と心から思うのです。


(今年もこの子たちに遇え、そして元気でした。)


去年1年間だけでも、カンボジアでの知人が5人亡くなりました。
シングルで、3歳の子どもを残し28歳で亡くなった知人もいます。

このゴミ山で働く子どもたちの多くが裸足です。
ゴミの中には、医療ゴミも散乱しています。ゴミが、燃えてもいます。
その中から、現金に換金できるペットボトルなどを裸足でゴミの中を
歩き探すのが子どもたちの仕事です。
なので、毎年同じ子どもたちに会える事は、本当にホッとします。






伝えたい事、言いたい事、感じた事、感じる事いっぱいいいぱいあります。
書き出したら止まらなくなります。

6人に1人「貧困の中でおとなになっていく子どもがいるこの日本」
世界の子どもたちへの、国や私も含めおとなのふがいなさに止め処がなく
なってしまいますので、写真だけにしておきます。



 
 
 長い道のりを歩いて集まってくれます。

支援物資を待っていてくれました。

 

支援物資のサンダルを履いてくれています。

    
手渡した支援物資の文房具セットの中を・・・
「なにが入っている?」


 
また、来年もみんなと会いたい!よ。

 

今年の支援物資
文房具セット(ノート鉛筆消しゴム等)150セット
肩掛けかばん(男児用・女児用)   100セット
かかとバックル付サンダル      150足

日本から1人46kgの荷物しか持ち込めないので、
現地で購入できる物は現地で購入します。

子どもの支援には変わりはないのですが、無料塾とは別事業なので、
無料塾の子どもたちへと頂いたご寄付は、この事業には充当されません。
支援物資に関しては、みらネットの収益事業費から賄われています。
その他として、カンボジア渡航費用や宿泊費は、個人負担となっています。


最後に、この日本でも親から子ども世代への貧困の連鎖は、
私たちの想像を超えた拡がりになっています。

どうか、おとなや国が本気で、
チルドレンファーストの理念(https://kotobank.jp/word/%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88-672415
が実行できる仕組みを考えて行かなければ、この国の未来はどうなるのかな?


by  Hiroko




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