[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先進41カ国調査(ユニセフ)
国連児童基金(ユニセフ)は、6月14日、
先進41カ国における子どもの貧困や格差、
教育など10分野の状況を順位付けした報告書を公表した。
日本は質の高い教育や飢餓解消で上位に入る一方、
格差による不平等の解消は32位と
ワースト10位にとどまった。
貧困撲滅も、調査ができた37カ国中23位だった。
貧困や格差の順位は、世界所得の差などを基に算定。
両分野とも上位3位はノルウェーなど北欧諸国が独占した。
日本は、飢餓の解消が1位、健康福祉は8位、
質の高い教育は10位と上位にランクイン。
一方、子どもの貧困を社会福祉などで効果的に
緩和しているかどうかを示す貧困撲滅の指数は
18%と、調査対象国の平均37.5%を大幅に下回った。
世帯所得が中央値の6割未満の相対的な貧困状態にある
子どもは18.2%(平均21%)だった。
調査担当者は「先進国であっても、進歩がすべての子どもに
恩恵を与えていない」と指摘し、対策強化を訴えている。
2017年6月26日 福祉新聞記事より
**********************************************************************************
子どもの貧困7人に1人
12年ぶり改善、なお高水準
2017年6月27日 ロイター
厚生労働省が27日発表した2016国民生活基礎調査で、
「子どもの貧困率」は15年時点で13.9%(7人に1人)だった。
3年おきに調査しており、過去最悪だった前回から2.4ポイント
下がった。改善は12年ぶり。
厚労省は「雇用状況が良くなり、子育て世帯の所得の増加が
主な要因」と分析している。