6月13日に「平成29年度版子供・若者白書」が、閣議決定されました。
「子供・若者白書」とは、毎年政府が日本の子ども、若者の現状を明らかにし、将来の政策
を述べるために発表し国民に周知する報告書です。
今年度の白書では、
その冒頭に「特集 若者にとっての人とのつながり」
として、居場所の重要性とNPOなどの取り組み等
が示されています。
子どもの家をお掃除に行った後の河原でのおにぎりタイム以下抜粋です↓
3 孤立を防ぐ手立てについて
若者が成長し自立する過程では,誰もが悩みを抱えたりつまずきを
覚えたりすることがあるが,その 際に大事なのは,ひとりで問題を抱え込み
困難な状態に陥ってしまうことを防ぐことである。
そのため には,普段から,家庭の他にも自分がほっとできる
居心地の良い場所を持つとともに,何かあった時に 支え
となってくれる人との関わりを築いておくことが大切で
あると考えられる。
本特集では,若者の居場所及びつながりに着目し,
居場所と思う場所やつながる対象者,つながりの 強さと,
生活に対する充実度や自分の将来像との関係を把握すると
ともに,孤立しがちな若者の特徴な どを分析した。
現在の暮らし向きに対する認識が良くないと感じる群や
無業者については,孤立化する可能性が他の 群に比べて
高いと考えられることから,経済的支援や就労支援に加えて,
若者を孤立から守りその成長 を支援する居場所と
つながりを作り出す取組が求められる。
スタッフたちによる居場所の掃除と整理また,現在学校に在籍しているが,周りとのつながりの強さを
あまり感じていない者についても,孤立することから守り居場所
とつながりを作り 出す取組が重要である。
これらの課題に対応するためには,行政が実施する各種の支援策だけでなくNPO法人等民間団体による,若者に寄り添い,若者をつないでいくきめ細かな取組によるところも大きいと考える。
抜粋「平成29年度子供・若者白書」
http://www8.cao.go.jp/youth/suisin/hakusho.html**********************************************************************************************
若者になる以前、子どもの時から、
まずはほっと安心できて、家族や友達でなくても、
いろんな人とゆるやかにつながっていられる
そんな居場所がみんな子どもたちにあれば、
良いな〜。
と思います。
by chie
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