美味しい蓮根ともち米を頂きました。
頂いた支援者の方からクリスマスイブの24日に
つくばで行われるプロバスケットボール試合の観戦チケット
20枚のご招待も頂きました。(すごい!です。)
部活でバスケットボールをしている子どもたちは大喜び!!
みらサポ夜の運動部でも子どもたちの何人かはいつも
バスケットボールを楽しんでいます。
24日朝みらサポ前に子どもたち9時半集合!
なので、スタッフはそれぞれの家に迎えにいきます。
それぞれが迎えに行き、みらサポ前に子どもたちが
スタッフそれぞれの車から出てきてビックリ(@_@)
この日の朝はとても寒く…スタッフ皆ダウン着ています。
子どもたちは……みんな誰一人コートを着ていません(@_@)
この寒いのに…素足の子、Tシャツの重ね着だけの子、
せいぜい着ていてトレーナーのみ…なんでだ???
スタッフと子どもたち、真冬と春ぐらい季節が違う…集団と化した。
多くの方からお洋服の寄付頂いて持って帰ったよね…。
どの子もコートすら着てこない…
しかも集まって直ぐ「寒い…お腹空いた…」
朝ごはん食べ無い子が多いので体温低い…んだよな…。
「早く車に乗って乗って、食べ放題行くよ!」
試合観戦の前に、クリスマスイブなのでピザの食べ放題に
子どもたちを連れていきました。
行きましたが、マックの時と同じ。ここの子どもたちは
いつもはあんなに元気でじっとしてないで、大騒ぎするのに
お店などで頼んだり自由に食べたりが苦手です。
隣のテーブルでは、両親と二人の子どもの4人家族が楽しそうに
食べています。
隣のテーブルの子どもたちは、この子たちよりも幼いけれど
自分でピザを取りに行って自由に食べています。
マックやレストランなど色々なところへ行く事が少ないこの
子どもたちは、隣のテーブルの子どもたちみたいに当たり前に
食べたり、当たり前に注文したりすることが苦手です。
なので、色々な場所で何でもないような事が苦手でない様
様々な場所にできる限り連れて行ってあげたいと思うのです。
大きくなった時、大人になった時、社会の中に出て行く時
誰でも不安はあるけれど、多くの人が当たり前に経験している
だろう事を不安にならない様、多くの経験をさせてあげたいと
思うのです。
遠足や季節のイベントやみんなで行くマックや、そんな事が
この子たちの未来の不安を少なくしてくれます。
そんな事が出来るのも寄付金のおかげです。有難いです。
さぁつきました。…あれ?今日は写真撮らせてくれるんだ…
気が変わらない内に早く撮りましょう。
お揃いのTシャツ着てますね。
チケットを支援して下さった方がな!なんと!子どもたち全員に
プロチームTシャツのプレゼントを用意して下さってました。
あれ?頂いたTシャツ着るんだ…どうしたのかな?いつもなら
頂いた物着てみたら?とか言っても着替えるの「めんどくさ!」
とか言うのに今日は写真も撮るしシャツも着る…いつもと違うぞ(笑)
試合会場はクリスマス感満載だったです。
子どもたちが楽しそうで、招待して下さったK様に「感謝」です。
そしてそして帰り道、子どもたちが薄着で心配でしたが
土浦の水郷公園のイルミネーションをみんなで見に行きました。
大喜びの大喜びの子どもたち、薄着でも元気で大喜びでした。
それぞれにスタッフが子どもたちを家に送り届けました。
が、これがこの子どもたちの現実です。
子どもたちは、元気に「バイバイ」と言いながら
暗闇の中に消えて行きました。
灯りがついていない暗い家の中に入って行きました。
保護者の方たちは、きっとお仕事なのでしょう…ね。
5歳の子は、朝集まった時から
「夕ご飯一緒に食べないの?食べるよね?」と試合中も
ずっと言ってました。朝から夕飯の心配…ではなく、
寂しいのだと思いました、感じました。
ピザを食べて、試合をみて、公園に行っただけの事です。
それでもこの子たちにとっては、本当に楽しいクリスマス
になのです。そうでなければクリスマスの夜に、
子どもたちだけで特にクリスマスの夕食もなく、
朝起きたらプレゼントが枕元にある訳でもない子どもたちです。
居場所の中では、プレゼントもあります。
クリスマス特別メニューの食事もあります。
いつも話を聞く人も一緒に遊ぶ人もいます。
何より「お帰り~」と言ってくれる人がいます。
でも、本当に欲しいのは家庭の中での団欒という安心と温もり
が欲しくてたまらない子どもたちです。
生まれた環境は変えられないです。
なので…
この子たちが安心していられる、家族という温かい居場所を
いつか作れる様、願うばかりです。
その為には、今のこの子たちの不安や不満を受け止めて行こうと
改めて考えてしまったスタッフたちのクリスマスイブの夜でした。
by hiroko