時は春。子どもたちは春休みです。さて、無料塾では、春休みのお楽しみ会として、4月5日(日)昼12時より「夢茶口茶会(むちゃくちゃかい)」を行います。
茶人であり、陶芸家の為公史(ため・まさひと)さんによる、
移動式茶室でのお茶会です。
トラックの荷台にお茶室を作り、その名も「雲天庵」。
おとなも子どもも自由にお茶を飲むことができます。
京都よりはるばる無料塾の子どもたちにお茶をたてに
来て下さいます。
無料塾の子どもたち、さあ、どんなことになるのでしょう。
「茶の湯」とは(為氏の言葉より) webより抜粋
目に見えるものと目に見えないものを紡ぎ、心と暮らしを格かくの心と物に創る。
茶道の作法は一つの在り方ではあっても宇宙の真理ではない。
「茶の湯」とは、湯を湧かし、茶を飲む、日々の暮らしのすべである。
潤いのある暮らしのすべを説くのが「茶の湯」なり。
誰のために茶会を開くのか。
この茶会で何を表現するのか。
何を使って表現するのか。
個にとって、茶のあるべき姿という」のがなければ、茶にならない。
どういう暮らし、人生をしたいかによって、どうゆう茶をするかが決まって来る。
個が真に個の真理に向き合ったとき、はぐくまれていくのが茶の湯である。
茶の湯には、本質とか、真の姿などは、ないのである。
もし茶の湯に真の姿とは、本質をいうならば、茶の湯の中になく、
茶の湯をするその人の中にある。
その人の暮らし生きている姿が茶の湯に表現されているに過ぎない。
茶の湯はそれをとても表現しやすい空間と時間である。